外壁塗装の種類を知っておくと、住まいに合った最適な塗料を選びやすくなります。塗料ごとに特徴や耐久性が異なるため、長期的なメンテナンスコストにも影響します。ここでは代表的な種類についてご紹介します。
外壁塗装の主な種類
アクリル塗装
価格が安く、発色が良いのが特徴です。しかし耐久性は3〜5年程度と短めで、短期的に外観を整えたい場合に向いています。
ウレタン塗装
柔軟性があり、ひび割れしにくい特徴があります。価格と耐久性のバランスが良く、7〜10年程度持つため、コストを抑えつつ安心感を求める方に適しています。
ここまでの塗料は比較的リーズナブルですが、より長持ちを希望する場合には次の塗料が候補になります。
シリコン塗装
耐久性が高く、コストパフォーマンスにも優れています。耐用年数は10〜15年程度で、現在もっとも人気のある塗料のひとつです。
フッ素塗装
耐候性が抜群で、15〜20年と長持ちします。汚れが付きにくく、メンテナンス回数を減らしたい方におすすめですが、初期費用はやや高めです。
無機塗装
ガラスやセラミック成分を含み、耐用年数は20年以上と非常に長いのが特徴です。価格は高いですが、メンテナンス頻度を大幅に減らしたい方には有効な選択肢となります。
このように外壁塗装にはさまざまな種類があり、価格・耐久性・目的に応じて選ぶことが大切です。リフォームの際には、信頼できる業者に相談しながら自宅に合った塗料を選びましょう。